ヴァイオリンとチェロ

平日プログラム「音楽」の日は、歌をうたったり楽器あそびを中心に活動しています。楽器と一口にいってもさまざまで、里山の学校に備品としてあったのはピアノ、打楽器くらいの身近なものばかりでした。

そこへたまたまご縁があって、ヴァイオリン製作を本職としてらっしゃるフミズヴァイオリンショップの福田さんファミリーと知り合い、なんと里山の学校にチェロを寄贈して下さいました。「里山の学校に来る子どもたちのために。みんなで使って下さい!」と。

弦楽器はとても高価なものですし、メンテナンスも大切です。素人が荒っぽい使い方で使っていたら、ぜったい壊れる・・・と、初めは遠慮したのですが、壊れたらいくらでも直しますから!と言う福田さんのお言葉に甘えさせて頂き、ありがたく使わせて頂くことにしました。

里山の学校に集まってくる子どもたちの中には、音楽が好きな子も多く、中でも耳の良いタイプの子はさすがです! 初めて弦楽器を触る子に、とりあえず楽器の構え方、弓の持ち方を教えて少しの時間、様子を見ていました。すると、触っている間に音階を自力で探し当てて、簡単な曲を弾き始めました。

どの子も興味を持ってチェロを抱えてみると、まずはその振動の大きさに感動して、それから、静かに体中で音と自分自信を共振させることを味わっているように見えます。
音楽ってたのしいな♪って、感じてほしい。自分の好きなように弾くこと、歌うこと=こころが動くことだと思っています。 1人で存分に楽しむも良し、また友だちと一緒に音を創り出す経験もステキです。色々なシーンが、近いうちに叶うと良いなぁと考えています。

弓もほんとに小さくて可愛いサイズ。
弓は馬のしっぽでできているんだよね!

写真のヴァイオリンはお借りしているものですが、分数バイオリンと言って、小さなお子さんの体のサイズに合わせた、おもちゃのように可愛いサイズのヴァイオリンです。見ているだけで可愛くてウキウキします♪。

頂いたチェロは、みんなで大切に使わせて頂きます。
福田さんご夫妻、ありがとうございました。

福田さん自ら楽器の構造や作っていく過程などのレクチャーもして下さいました!

<楽器のご協力>
フミズヴァイオリンショップ
https://violin-fumi-fukuda.com/

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